UXD/HCD ワイワイCAFE 第16回 「サービスデザインのための発想法と伝える技術」開催レポート

カテゴリー: 主催セミナー

こんにちは。R&D部Service Design lab.の赤石です。
11月21日(土)にUXD/HCD ワイワイCAFE「サービスデザインのための発想法と伝える技術」を開催しました。
今回はアイデアプラントの石井力重さんをお招きし、明日からでも実践できる「発想法と伝える技術」の極意をレクチャーしていただきました!

紙に「お題」の絵を書いてください!

石井さんが出すお題について紙に書きます。お題がお伝えできず残念ですが、このお題に対して皆さま、同じような絵を書いていました。同じような絵ではなく、ある特徴で書かれる人は1000人に1人!
これは大人になると常識やルールを覚え、段々と同じお題を同じような絵で書くだけで、子どもだとどの絵も均等にいるのだそうです。
写真はお題に対して最も出やすい特徴を書いた方が手をあげている所です、たくさんいますね!

連想を鍛えるゲームでアイスブレイク

ASOPICA(アソピカ)は、根っこの連 想力を鍛えるゲームで、1人が4種類のカードから1枚取り、そしてテーマリストから用語を選びます。取った人はカードを見ず、メンバーにだけ見せます。 チームメンバーはカードに書かれた条件とテーマリストから用語を発想して絵を書きます。1人がチームメンバーの書いた絵から、自分の引いたカードをあてる ゲームです。絵の上手い下手に盛り上がる会場!

石井さんによると「原始的な営みをいれると、仲良くなれます。それには、一緒に何かを食べる・遊ぶが良いんです」というご説明が。ASOPICA(アソピカ)で一緒に遊び休憩タイムではお菓子を食べ、すっかり仲良くなりました!そしてなんとASOPICA(アソピカ)をプレゼント!会社へ持ち帰るおみやげが出来ましたね!

いきなりアイデアソンにいれられても・・・

と思われる方も多いと思います。
その方のために「死者の書」(出典:『発想法の使い方』加 藤 昌治 著・日経文庫) を使います。ヒエログリフから気になった文字から連想しアイデアに追加します。今日のアイデアのお題は「音楽市場を豊かにするアイデア」の発想なので、 「この象形文字はナイフに見える、ナイフ・・料理がすすむ音楽をレコメンドしてくれる」といったようにお話をします。

死者の書と言うのは「発想トリガーとして、概念空間の中に光をあてるもの。アイデア発想とはありがたいお経ではなく、自分の概念空間にあるもの」というお話もあり、勇気づけられている様子が伺えました。

「インモラルやインコレクトなアイデアも出していい。欲望的でダークなアイデアの新奇性をとって他にまわすと面白いアイデアになる」という話も。アイデアを出す瞬間に制限をかけてはいけないんですね!

ただ、「普段のブレストだとインモラルやインコレクトにならないように慎重に慎重にアイデアを出すから、盛り上がりもせず新しいアイデアにも中々辿りつけ ない」というお話が。それに対して、ゴルフに例えて「自分がインモラルなアイデアを出してOBゾーンになっても、そこからチームメンバーがその中の新奇性 をとって、畳み込めばいい。これがチームに届くと早くたどりつけます!」という話を聞いたので、皆さまも自信をもってOBゾーンに叩き込めますね!

多くのアイデアの受粉タイム

ハチから花粉を貰うイメージで、アイデアをペアを変えて貰い合います。目の前に1人しか居ないことで会話のカジュアリティをあげるためでもあります。

ここではアイデアのいいところに光をあてるというルールです。「0からアイデアがうまれることはない。はじめに褒めないといけない。これはアイデアを言い やすい場を作ることにつながる」という講座の合間合間に実践的なアドバイスが聞けました。この話が一番収穫があったという意見がありました!

アイデアは出し尽くしたらあと10個!

紙に星を書いていき、受粉したアイデアに投票をします。「蛇口をひねると音楽が流れ、それを持ち帰れる」のように面白いアイデアが沢山でていました!票が沢山集まったアイデアに、賛同できる人が集まり更にアイデアを深めます。

石井さんが、本日の100枚以上もあるスライドから1枚選べるなら「出し尽くしたら、あと10個」を覚えていって欲しいと講演されていました。というの も、「『創造的な案が浮かばない。自分には創造力がないんだ。』…と悩む人がいます。しかしそれは違います。ほとんどの人は、もともと大きな創造力を 持っています。多くの場合、創造的努力が足りていないだけなんです。」というお話があり、努力が足りないだけだと聞き、安心しました!

アイデアを出してからの3分プレゼン

ここでは考えたアイデアをプレゼンテーションしてもらいます!寸劇も始める班もあり、かなり盛り上がりました!

因みに、懇親会ではお菓子はあまり食べられずピザの消費が多かったです。
それだけお話に夢中で、お腹がすくほど考えた事が懇親会からもわかりました!

参加者からの感想

「ブレインストーミングをあまりやる機会がなく、会社でもうまく活用できずにいました。ここで得た経験を活用できそうと感じました」
「商品開発のアイデア出しは一部の天才に頼らなければならないと考えていたが方法論で克服できると感じられた」
「他のセミナーで教わった時と違って、なぜこうするのかがとてもわかり易かったため、迷いを持たず取り組むことができました」

以下、今回のワークショップの関連資料になります。
今後の実践の場面でご活用ください。

UX、デザイン思考、サービスデザインのための発想法と伝える技術 当日資料

今後も「UXD/HCD ワイワイCAFE」では、第一線の現場で活躍する講師陣をお招きし、実践で役立つセミナー・ワークショップを企画していきます。開催につきましては下記doorkeeperコミュニティにて告知させていただきます。

株式会社アイ・エム・ジェイ R&D室
ファシリテーター/デザインリサーチャー
サービスデザイン・プロジェクトにおける調査分析業務に従事。ネットアンケートからインタビュー、行動観察まで幅広くデザインリサーチの設計・実査に携わる。